リュウキュウアサギマダラ

リュウキュウアサギマダラ:幼虫〜羽化〜そして大空への記録
知人からいただいたリュウキュウアサギマダラの食草であるツルモウリンカの鉢植、昨年は蔓も短く幼虫も見なかった。この辺りではあまり見かけないリュウキュウアサギマダラだが、7月のある日、この鉢植えの周りを飛び回っているのを見た。8月になって4〜5cmの幼虫が10匹、葉を食べて元気に育っていた。
葉を食べ尽くして蔓だけになった部分が多くなってきて、心配になったので、蝶園や植物園を訪ね飼育担当の方に相談して食草の探し方、見分け方などを教わり、近辺の海岸を歩いてみたが探しきれなかった。南部の海岸には見つけやすいところにもあるらしいので、いよいよとなったら探しに行かなくてはと考えていたが、どうにか足りたようだ。種子が出来ているのでこれで増やそう。

これまで観察の経験がないので、幼虫から蛹化する様子を撮影しようと楽しみにしていたが、ある朝、ネットの知識から予測していたより数日早くサナギになってしまった。同じ鉢に植わっているチリメンナガホソソウの葉のうらに3個下がっていた。幼虫が1匹残り、他の数匹は姿がなかった。
この最後の1匹は室内で観察できるように、とりあえず小さな昆虫採集の容器に移したところ、数時間後、容器の縁に幼虫がぶら下がっていた。容器のふたをはずすと何とかサナギになる様子は撮影できるので、カメラをセットし臨戦態勢に入る。夕食もそこそこににらめっこを続けるも、若干黒ずんだきり変化の兆しも見えず、深夜2時過ぎ、いったん就寝することにした。
朝目覚めてすぐに様子を見にいったところ、なんと!完全に蛹ができあがって、青々とした姿に変身していたのであります。(しばし呆然・・・)

これより先の記録は画像があります。もちろん羽化の兆しが見えてからは徹夜で張り付いておりました。
尚、羽化の撮影のために蛹を容器から取り出し枝にテープで固定しました。また温度の上昇を防ぐために照明には蛍光ランプとミラー、反射板を使用。
                                 2006年9月記

ビデオ映像による記録もあります。そちらもご覧いただければ幸いです。

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動画はいつもより長編なのでDLに時間がかかります。
右クリックで「対象をファイルに保存」で PCに取り込んでから、後でゆっくりとご覧いただくことも出来ます。
幼虫の黒化
8月24日 23:00
サナギ
8月25日 09:00
サナギにうっすらと模様があらわれる。
9月1日 19:08
3枚目の画像
9月2日 00:00
4枚目の画像
9月2日 06:30
サナギが割れて全身が出る。
9月2日 06:51〜06:52
羽根のしわも無くなった。 9月2日 07:08      枝に下がった状態でそっと戸外に持ち出したところ、あたかも周りを眺めまわす様子、やがて近くの垣根に飛び移りちょっと歩いてみる、その後何度か羽根の開閉を繰り返した後、元気に大空へと飛翔って行った。9月2日 09:06 天気:晴 気温:29.5℃

幼虫を見つけてから短い付き合いでしたが、蛹のぬけがらを見ると一抹の寂しさをおぼえます。近くでリュウキュウアサギマダラが飛んでるのを見ると「うちの子かな?」と思うでしょう♪♪
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